言語名について

日本語プログラミング言語「言霊」という名前に関して、色々と意見を頂きます。


一番多いのは「漢字が難しい」という印象で、読み方が分からない人が多数いるようです。「ことだま」と平仮名表記のほうがいいという意見もあります。平仮名表記なんて死んでも嫌ですが。「さいたま市」という表現と同じくらい嫌悪感を感じます(さいたま市在住の方がいたら申し訳ない)。


「言霊」ではなく「言魂」ではないか、と言われたこともありましたね。森元総理は「日本は神の国だ」と発言していましたが、日本はアニミズムの国であり霊魂を神と呼ぶ習慣から来た発言なのでしょう。日本は万物に霊魂が宿る国であり、言葉にも霊魂が宿ると考えたのが言霊信仰です。


ですから「ことだま」の漢字としては「言霊」も「言魂」も、どちらも言葉に「霊魂」が宿るという意味では同じなのでしょうね。


言葉を発すると霊的な力を持ちます。幼い頃、冗談で「〜ちゃんが死んだよ」と言うと親に「そう言う事は言っちゃいけません」と叱られたものです。「死んだ」という言葉が力を持ってそれが事実になることを畏れていたのでしょうね。


日本語プログラムってのはそれと同じような力を持つ。日本語で書けばそれは力を持ち具体的な事象となる。だから「言霊」という名前をつけました。




…とカッコつけてみましたが現実には全部フィーリングで語ってしまってます。「言霊」の名前は勘で決めて、理由は後付けです。言霊信仰に関しても何も知りません。ケシカランですね。いい機会だから勉強しよう。まずはこんな所から。
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