日本語プログラミング言語は、日常言語を侵食するかもしれない
日本語プログラミング言語を作っていると、周りに色んな変化が現れます。「ことだま on Squeak」も自然な日本語表記を使っているという意味では、日本語プログラミング環境です。
「ことだま on Squeak」では、分岐を以下のように記述します。
岩石のy座標に10を足す。
岩石のy座標が500以上であるか調べて
以上であれば
岩石のy座標を100に変える。
以上でなければ
何もしない。
これを実行すると岩石が上下に移動するプログラムになるわけですが…。
こんな「ことだま on Squeak」を使っているうちの学生は、日常生活でもこの記法を使って会話してしまうことがあります。「出前をまだやっているかどうか調べて、やっていたらデラックス弁当を注文してくれ」などと、半分は冗談で、だけど半分は自然に言います。
日本語プログラミング言語って、他の言語でもこのように「日常の言葉が、プログラミング言語に侵食されてしまう」という事例があります。これ、なかなか恐いことです。
じゃあどうすればいいのかと言われても今のところ解はないわけですが。