講義のライブ感覚と時間配分

今日も某所で授業です。講義というのは時間配分が難しいなぁ、というお話。

私は学会発表などではあまり時間配分で苦労したことはないんですけど、講義ではなかなか上手くいきません。たぶん前者ではPowerPointを使うけど、後者ではライブ感覚を重視してPowerPointを使わないからなのでしょう。

以前は講義でもPowerPointを使っていたんだけど、研究室の周りの人と話していて「PowerPointを使わないで講義をすることに挑戦してみよう」と考えたのです。

実際にやってみると、講義のやり方に多少の変化が見られました。一番変わったのは話し方より図の書き方かなぁ。今日もインターネットの成り立ちとかネットワークのお話をしなくちゃいけなかったんだけれど、図を動的に書き換えながら講義をすると、少しは受講者の興味をそそることに成功したような。PowerPointを使うと用意された図を使っての説明になるから、ライブ感覚があまりないですしね。

ただライブ感覚が過ぎると時間配分とかに気が回らなくなります。今日などは「お、みんな話しを聞いてくれてるぞ」と思って嬉しくなってしまい色んな話しをしたら講義の時間が長くなって実習の時間が足りなくなったり。

うーん、難しいなぁ。あたしゃ講師としての職業訓練を受けたことが全くないから(塾講師も家庭教師も未経験)自分のやり方が正しいのかよくわからんよ。無手勝流なりに試行錯誤を繰り返しています。