ドキュメント作成の大切さ

「ことだま on Squeak」の改造のお願いがたくさん発生しているので作業、作業、作業。

最近になってようやく、書類を作成することの重要性に気付きました。今までeToyの改造を行う場合、既存のeToyの仕組みを自分で調べて、そのまま設計・実装に入るという流れでした。

ところが最近はeToyの仕組みを調べたら必ず「調査報告書」のようなものを簡単に作り、紙に印刷して手元に置いておくようになりました。報告書には調査の目的や結果が記されて、後で同じような情報が知りたいときに検索できるために、すごく(本当にすごく)便利なのです。

これを今までは「面倒だ」というだけでやらなかったのだから、まあえらい手抜きというか、何というか。



ところで、うちのゼミでは毎学期末に「最終ドキュメント」を作るという習慣があります。グループごとにその学期に実施したプロジェクトの報告書を作成する作業で、とある先輩の発案により数年前から始まりました。

発案された当時は、私にはその意図がさっぱり分からなかった。何でそんな面倒くせぇことをやるのか、もううざくてうざくてしょうがなかった、というのが本音。


最近、ようやく自分が間違っていたことに気付きました。そういうドキュメントを作成して整備することは死ぬほど大切だわ。そしてその大切さを知った上でドキュメントを作成すれば、それが後々に強力な武器になることが最近ようやく分かってきました(うわぁ、研究室で年寄りなのに今さら気付いて恥ずかしい)。

ちなみにこれに気付いたきっかけは、GTD(Getting Things Done)の手法だったりする。