タイピングの模範演技

某大学での授業中。今日も授業のラスト20分はタイピング練習をやらせていました。

すると一人の生徒が練習の手を止めて、私に声をかけてきました。
生徒「先生はタイピングはどれくらい出来るんですか?」
先生「んー、どれくらいと言われても。」
生徒「ちょっとやってみて下さいよ」

そう言われてはしょうがない。プロジェクターに私の画面を出しつつ、一分間のタイピング。模範演技なのでなるべくスピードよりも正確さが重要です。正確でありつつ、その中でどれだけの速度を出せるかが問われます。

タカタカタカ…。

結果、1分間に336文字。ミスタイプは0。

結果が出た瞬間の「うぉぉぉ!すげぇぇ!」という教室のどよめきがちょっと快感でした。最初に声をかけた学生さんは、授業後に「俺は先生を超えて見せますよっ!」と捨て台詞を吐いて去っていきました。それが聞けただけで先生は模範演技を見せた甲斐がありました。頑張れ。