砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

たぐいまれな文章力で描かれた、残酷な残酷な物語でした。「砂糖菓子の弾丸」というのは本当によく出来た言葉です。砂糖菓子の弾丸が飛び交い、だけど砂糖菓子だからまったく攻撃力が無くて、砂糖でできた弾丸では子供は世界と戦えない。残酷なお話。

ネット上で絶賛されるだけの内容でした。欠点は、この表紙の本を買うのは勇気が必要ということ。だけどそれが理由で買わないのはもったいない。



書評として目を引くのはこちら。
見えない自由が欲しくて見えない銃を撃ちまくったところでどうなる?「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」 - たまごまごごはん