エマ最終10巻
外回りに出ていた同僚からメール。
エマの10巻がありますぜ
即、返信。
買って買って買ってーーーーーーーーー!!!!!
と、言うわけで発売日前にもかかわらず外を回っていた同僚にエマ10巻を買ってきて貰いました。これでも30歳です。仕事しろよ。
- 作者: 森薫
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/04/25
- メディア: コミック
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存在感が溢れすぎて色香が漂い始めるアデーレ、明るいドジっ娘ターシャの涙と全く自重しない踊り、美しく成長してまるで華のようなヴィヴィアンとイルゼ、寡黙で式にも参加しないアル、そのまま大きくなったコリン(これでますますお兄さんがいっぱいになるぞ!)。エマも美しいんだけれど、正直周囲のキャラの魅力が強すぎです。だがそれでいい!
10巻の見どころは、ターシャが手紙を渡してからポツリとつぶやく「…………良かったねぇ」。いい、すごくいい微妙で絶妙なターシャの表情。
そしてもうひとつは、アデーレの艶めかしい黒髪。エロいです。森薫の異常な画力は、エロく髪を描くためにあるのだ。そもそも10巻のアデーレはちと艶めかしいです。
おそらく作者の森薫は「・・・・・・・・・・・書ききった!」という心持ちじゃあないかな。後書きでも森薫本人はほとんど語らず、代わりにテンション高めのメイドに全ての台詞を言わせているし。何よりも読んだこっちが「・・・・森薫、書ききったな!!!」という気分だったのです。
次回作は是非とも「人生三割引」を書いていただきたく。森薫が描く大正時代はとてつもなく魅力的になりそうだ。そしてその前に『シャーリー』の続刊を是非。14歳少女メイドのスイッチをばっちーんと点けて(´Д`;)ハアハア