ゲームの原体験

先週の土日、ずっと「英雄伝説6 空の軌跡」というRPGを遊んでいました。飲み会にちょっと出かけた以外は眠りもせず飯も食わずただひたすらゲーム、ゲーム、ゲーム。こんなに夢中になったのも久しぶりです。

ふと我に返ってみると、こんなに夢中になったのが不思議です。RPGを遊ぶのも何年ぶりか。最近のRPGは友達に借りたり買ったりしても長続きせず、飽きてほっぽりだすのがここ数年の傾向でした。とにかく楽しめない。のめりこめない。遊んでいて先が楽しみに感じることが少ない。

じゃあこのゲームがそんなに面白いのかといえば、そんなこともない。いや面白いとは思うのですが万人が夢中になる類のゲームでは決してない。


何故か。思うに、私のゲームの原体験に近いから夢中になったんじゃないかなぁ。


英雄伝説」というシリーズは歴史が長く、初代は1990年の発売です。私が中学生の頃にPC88(大昔のパソコン)で発売された英雄伝説イースなどに夢中になりました。あの頃に遊んだゲームが原体験となり、自分の中での「面白さの基準」になっていったのでしょうね。

英雄伝説6 空の軌跡」は、あの頃のコンセプトを見事に継承しています。元気だけれど未熟で頼りなくて、多くの人に支えられる主人公達。悪に徹しきれず憎めない悪役。国ごとに異なる、美しい風景と優しい人達。そんなほのぼのとした世界をどたばたと旅する楽しさ。

子供の頃に夢中になった世界が、姿を変えながらも再び目の前に広がった。これが夢中になった理由なのでしょうね。



う〜む、なかなかオッサン臭い結論になったなぁ。裏返せば新しい形態のゲームに適応できないってことでもあるし。悲しいな。そういえばピクミン2も途中でやめてしまったな。クリアしなくちゃ。