文脈
くろぼしさん、コメントありがとうございます。
# くろぼし 『「空気嫁」面白かったです。 日本語が英語と違い文脈に依存して主語を省略しても推測できるのは、 歴史の長さや単一人種という背景に因って作られたコンセンサスに基 づくものであり、それが無意識下で働いてるからなのかなと・・・そ んな事をふと思いました。』
仰る通りです。
# くろぼし 『でも、これをプログラム言語という立場からみると、 「絶対解(アルゴリズム)」という点では、非常に弱いのかなーと。 (っていうか解が2通り以上存在した時点で、プログラムではなく なってしまう。アルゴリズムによって得られる解が曖昧になってし まうという点で)』
そうですね…。コミュニケーションにおいて、時には文脈に頼って表現を省略することが多々あります。特に日本語だとそれが顕著だと思っています。
この文脈はどんな構造をしているのか。どんな状況でどんな働きをしているのか。これが適切に定義できればプログラム言語に応用できる可能性も出てきます。
というよりも文脈による省略がちゃんとできないと、日本語プログラム言語というものはまともに機能しないと考えています。
この一ヶ月はクラスも視野に入れた文法を周囲と議論して、それなりに固まりつつあります。自然な日本語表現を守りつつ、Java で必要な要素は表現できるかもしれないと思っています。
ところがこの文法に従ってそのままコードを書くと、かなりうざったいソースコードになります。書かなくても通じそうな所が多々あるからでしょうね。文脈の概念を定義して、書かなくて済むところは書かないようにできれば、読みやすく書きやすい日本語プログラム言語ができるかもしれないなぁ…なんて思っています。