Linuxの日中、アニメの深夜

頭がLinuxのことでいっぱいになるというのは、あまりにも不健康なことである。なので連日必死にLinux以外のことを頭に入れようとして気が付いたら、アニメを見まくる結果になってしまった。どちらが健康的なのだろうか。簡単な感想でも書いておくとしよう。

ぱにぽにだっしゅ!」オタクのみが分かる阿吽の呼吸で出来上がっているような作品。凄いセンスのキャラや背景や描写方法も、一般人には何が何だか分からない可能性すらある。これを見て笑っている自分を顧みると、何だか遠くへ来た気になるのは気のせいか。オープニングのセンスが素晴らしい。「ちびっ子先生」は「ネギま!」にもある特徴だが、これは流行りなのかいな。

ARIA the Natural」男性オタクに乙女回路なるものが備わっているというのはオタク評論家の岡田斗司夫の説だけれど、そこへ直球ストライクを投げ込もうとしている作品である。もう何だか乙女チック。少女漫画における女性用乙女チックではなくて、男性向け乙女チックに向けた直球なのである。もう何て言うか乙女チック。見ているこっちが恥ずかしい。

ブラックラグーンARIAの対極。イッた目をしたヒロインが銃をぶっ放したり主人公を殴ったりする話。もし「イッた目をしながら殺戮しまくるレヴィ」を演じられる女優がいるならば、同じ内容で実写映画にして欲しい。狂気を演じきる女優がいれば、この内容と舞台装置はそれなりに映えるような気がする。

他にもいくつか見ているが、面倒なので書かない。それにしても近所のレンタルDVDのアニメコーナーはまだまだ見たことがない作品が山ほどある。つくづくこの国はアニメに膨大なエナジー(というよりリビドー)を注いでいることですなぁ。

ちなみに映画を借りずにアニメを借りてしまうのは、私の好みもあるけれど、尺の長さが短いってのもある。映画は2時間だけどアニメは1本40分程度のものも多い。同じ時間に3本見れるならアニメの方がいいや、と感じることもあるのだ。

…そういう理由ならテレビドラマのDVDに手を出すのもありだな。ナイトライダーとか特効野郎Aチームとか(笑)。