秋の足音
空気がほんわりとしてきましたね。ようやく秋の匂いが漂ってきました。夏冬は強制的に押し寄せてくるものですが、春秋は注意深く感覚を鋭くしていないとあっという間に去ってしまいます。なるべく秋の香りを思いっきり吸い込みたいものです。
ということで今日も研究室にお仕事をしに来たわけですが、せめて秋の空気が研究室に満ちるように窓を全開にしました。ついでに研究室を出て、廊下の先にある窓も全開にして空気が建物を抜けるようにしましょう。
廊下の先にある窓。しばらく誰も開けていなかったようで、鍵が少し固い。ざっくりした感触と共に鍵を開けて窓をがらーーと開ける。
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↓
ぽとり
…何か落ちたヨ。枯れ葉のように見えたケド、それにしては重力を全身に浴びて真っ直ぐに落ちたヨ。コンタクトが入っていなかったので、顔を近づけて凝視する。
ちゃばね
いや
ちょ
やめ