飛行機雲と夕陽


飛行機雲に夕陽が映える。空を見上げて雲を見ることが最近多くなりました。


こうして写真を撮るたびに思いますが、携帯カメラってなんて機能が貧弱なんだろう。もっと、この飛行機雲はぐーーんと長かったし、夕陽の赤ももっと鮮やかだった。ちゃんとしたカメラを買えばもっとちゃんと記録できるのだろうか。

おんなじようにこうして毎日書いている文章も、なんて表現力が貧弱なんだろうといつも思います。あの時感じたことはもっと感動的だったし、もっと嬉しかったのに、その感情のほとんどはここに書き記すことが出来ない。修練とともに文章力が上がれば(んなことあるのかいな)もっとちゃんと記録できるのだろうか。毎日毎日、何か両手の指の隙間から砂がこぼれるような、そんな錯覚を憶えています。

しかしそれでも飽きもせずに、恥にも感じずに、こんな文章を書き続けているのは、まあ純粋にこういう下らない文章を書くのが好きなんだろうなぁ。この書くのが好きという感情こそが、何よりも不思議だったりする。