イヴの時間

日本がアニメ大国である理由は、アニメを作る層が分厚いところにあります。大量に発表されるテレビアニメや劇場アニメの陰に、個人でアニメを作る層がしっかり存在しています。ニコニコ動画でもアニメを作って発表する層がいるし、昔はFlashによるアニメ文化があった(いや、廃れたとはいえ、今でもあるな)。

そんな個人制作のアニメを密かに応援する身として、それが商業ベースに乗る瞬間がとても嬉しく、そしてワクワクします。


これは吉浦康裕監督による「イヴの時間」の第1話。吉浦監督と言えば、前作「ペイルコクーン」を個人制作で作って名を挙げた人です。今回は個人制作では無いようですが、設定は美味しいしカメラワークも相変わらず良い。吉浦監督の匂いがびんびんします。
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前作の「ペイルコクーン」は素晴らしかった。効果音と、音楽と、映像が、一度にすぱこーんとみぞおちに来る感じ。前々作の「水のコトバ」もシャレが効いた小気味の良い作品でした。どれも気持ちの良いリズムを刻む瞬間があって、それが快感なんですよね。

今回のイヴの時間も、同じ血が流れています。何か気持ちいい瞬間があるんですよね。


イヴの時間は、二ヶ月後に二話が配信されるそうな。楽しみ楽しみ。