フレッツADSLがやって来た

これまで自宅のネットはケーブルテレビを使っていたのですが、家にやってきたオッサンが「ケーブルテレビよりフレッツADSLの方が月々1500円もお得ですよ!!」と言われたので変えてみました。

まあ乗り換えの動機は金銭的な問題というよりも、フレッツ回線を使ってみたかっただけなんですけどね。昔から研究室のネットワーク管理をしていたので人並み程度のネットワーク知識はあるつもりなのですが、フレッツADSLの使い方がよく分からなかったのです。なぜネットワーク接続にIDとパスワードが必要なんだろう?って疑問だったのです。だから友人に「フレッツが繋がらなくて…」と聞かれても、力になれなかったのです。

自分でフレッツをいじり回してようやく理解しました。あれ、ようするにPPP回線なんですね。PPPだからIDとパスワードを使って回線を開いてIPを貰うわけだ。現在はPPPoEですけど。だからネットに接続するときは、まず最初にPPPoE回線を開かないといけないわけですね。

ところが私のように自宅で複数のPCをネットに繋げたい人のために必要なのが、ブロードバンドルータというやつなんですね。あれはルータがPPPoE回線を常時開いていて、その下に私の複数のPCを接続するわけだ。ブロードバンドルータが無いと、自分のPCから手作業で回線を開かないといけないわけだ。


なーるほど。ようやく長年の謎が解けた気がします。

いや「そんなことも知らなかったのか」と言われるかもしれんけど、大学の研究室は大学のネットワークに常時接続されてIP貰ってたし、ケーブルテレビ(JCOM)はモデムに接続すれば勝手にIPを貰えてたから、んな面倒な仕組みなんぞいらなかったのですよ。


それにしても面倒で分かりにくいシステムだよなぁ。全ての人が簡単に自宅ネットワークを作れるようになる日は来るのかしら。私はネットワーク構築を楽しめる変態だからいいんだけど、普通の人には面倒臭いだけの作業だろうに。