旧友と漫画談義

大学時代の友人と、本当に久しぶりに呑みました。その時に話題に挙がった漫画を書いておいたので、興味があったら買ってみるよろし＞しろーさん

まずは文化系漫画談義の中でも、美術系漫画。

「スケッチブック」。アニメではいささか萌え寄りの描写になってしまったけど、漫画の方はもう少し、放課後の美術部の不思議な空気を描く漫画です。

スケッチブック 1 (BLADE COMICS)

「GA 芸術科アートデザインクラス」。美術高校生５人組の学生生活を描いていて、あっかるい。その一方でマトモに美術漫画もしています。萌え系。きゆづきさとこの描くキャラはみんな可愛い。

GA 芸術科アートデザインクラス (1) (まんがタイムKRコミックス)

「ももんち」。文化系ではなくて、美大の学生の生活と恋愛模様を描いていて、１巻完結なのでとても読みやすくて良い。ももの可愛さにほんわかする漫画。美大の生活を描いているので、「公評」「参考作品（参作）」「ダンマルワニス」「木炭」「ハーフトーン」などのよく分からない用語が出てくるけど、何となく理解出来るレベル。作者の冬目景が美大出身だからこういう漫画を書くんだろうなぁ。

ももんち (ビッグコミックススペシャル)

「ひだまりスケッチ」。美術高校４人組の学生生活を描いた、萌え系っすね。主人公「ゆの」に対してきゅんきゅん出来る人なら楽しめる。そうでない人はやめておくのが吉。

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

それから子育て系漫画。

「うさぎドロップ」。３０男がひょんなことから５歳の女の子を引き取って子育てをすることになる漫画。独身男が持つある種のドリームっぽくはあるし、娘となるリンがあまりにも賢すぎるのができすぎたお話しなんだけど、それはそれ。

うさぎドロップ (1) (FC (380))

「マイガール」。２０男が、ひょんなことから５歳の女の子を子育てすることになる漫画。・・・上と全く同じ構造だけど、娘となるコハルは全く違うキャラクターなので、全く世界観が変わります。寂しがり屋なお話しなのです。佐原ミズの描く物語はどれも繊細で女性的な線とストーリーになりますね。

マイガール 1 (BUNCH COMICS)

「毎日かぁさん」。西原理恵子の子育て漫画。ぱわふる。どっしりと構えたかぁちゃんが、馬鹿なクソじゃりを相手に子育てをするお話し。いやぁ、下品な言動と行動の中に溢れる愛情がたまんねぇ。西原理恵子は子育て関係の漫画をいくつか書いています。

毎日かあさん カニ母編

「ぢごぷり」。少しハードな子育て漫画。男である私はこれを読んで「・・・・・・子育てって、本当に大変なんだなぁ・・・・・・」と唸ってしまいました。

ぢごぷり(1) (アフタヌーンKC)

もう一つ、ちょっとだけお話ししたのがこちら。

「ハックス！」。疲れたときにふと手にとって読んだら、劇中に描かれるアニメ作りへの「面白そう！」というエネルギーに癒されました。

なんかあの　楽しいテレビ　観たときとか。すごい本　読んだときとか。　なんかうーーって体がなって　むずむず跳ねたく　なるときって　ありませんか？　じっとしてられないっていうか

この１巻を読んで、本当にムズムズしてきて、ちょっとＵＭＬを書いてプログラムを書き出してしまいました。

ハックス!(1) (アフタヌーンKC)

Ｆ先生の漫画は省略。Ｆ先生全集、欲しいなぁ。