オタク趣味

研究室で後輩どもと、昔のアニメとか富士見ファンタジア文庫スレイヤーズとかMAZEとか爆裂ハンターとかの話をしました。いずれもオタクな漫画や小説のお話です。

つくづくこの後輩どもはよく知ってるよなぁ。私が爆裂ハンターを読んでたのは確か中学3年の頃で、この後輩どもは小学3〜4年生くらいじゃないのか?オタクな趣味に手を出す年でもないだろうに。

ところで爆裂ハンターが大好きだったことは話せたが、そのラジオドラマのCDを全巻買ったことを面と向かって話すのは難しいなぁ。ましてや「ときめきメモリアル」のラジオドラマCDを全巻持っているどころか、「月刊ときめきメモリアル」というラジオドラマも半分くらい持っているなんて、言えるはずがない。捨て場所に困っていまだに湘南台の自宅の片隅に山と積まれていることなんて…言えるはずがないぢゃないか。



そもそもこんなオタクな世界に足を踏み入れてしまうのは何故なんでしょうね。

最初は「爆裂ハンター」という漫画なのです。それがアニメ化されて、さらにラジオドラマ化される。いわゆるメディアミックスと呼ばれる商売ですね。私がそこで漫画から一歩踏み出してラジオドラマを聞くようになると、もう駄目。オタクへの道がその先に累々と続くのです。

ラジオには「オタクのための時間帯」が厳然と存在します。確かニッポン放送の金曜日午前0時から数時間かな?その時間帯は、何かのアニメや漫画や小説のラジオドラマ尽くし。オタクが喜ぶ声優さんが大活躍する時間帯です。

私は「爆裂ハンター」のラジオドラマを聞くためにラジオを付けます。あかほりさとる水谷優子の掛け合い漫才のようなトークを楽しみます。30分で番組は終わります。そこでラジオの電源を切ってしまえばいいのに、ついついその先に続くオタクな番組を聞いてしまうのです。

確か広井王子(ゲーム作家)と横山智佐(声優)の番組。さらに30分後にはときめきメモリアル。パーソナリティは当時新人声優で初々しさが炸裂してた丹下桜。何も知らん中学生オタクはもうノックアウトですわ。1人できゅんきゅんときめき始めます。

次の土曜日は柏のCD屋を歩き回って「爆裂ハンター」のラジオドラマを買い漁り、「ときめきメモリアル」のラジオドラマを買い漁ります。それだけでは飽きたらず、声優のアルバムを探すようになったら末期です。丹下桜國府田マリ子林原めぐみ奥井雅美のCDが棚に並ぶようになったら、真っ当な道を歩まなくなります。國府田マリ子の「Happy!Happy!Happy!」などを聞いて喜んでいる私は、おつむがハッピーだよ。

ふと周りを見ると、同じような道を歩む友人が増えます。「天空の城ラピュタ」を見て「いずれ空から美少女がふってくるんだよ!そうなったときのために俺はその子を匿うための場所を用意してある(ガラリと納戸を開けながら)」とか言い出す友人が出来たらアウツ。「俺が交通事故に遭ったら、俺の棚に入っている恥ずかしいものを全部捨ててくれ」「おう。その代わり、俺の時にもよろしく頼むぜ」という相互証拠隠滅条約が締結したらゲームセット。ダンプカーにでも轢かれればいいのに。

もちろん声優に興味を持ったら、次に来るのはアニメです…が、もうやめとこう。キリがないし。目から汗が出てきたし。



「今日はブログに何を書こうかな」と思ってブラウザを立ち上げて、いの一番に思い浮かんだことを書くと筆が暴走してしまうという好例ですね。次からはもう少し抑えめに書こう…。