小さい秋

疲れた身体を引きずりながら研究室を出たとき、心がささくれ立っているのを感じました。これはいけない。疲れているときこそ心に余裕を持たなくちゃいけません。

な、の、で。研究室から自転車置き場までの短い距離を歩きながら、小さい秋を探して歩きました。これは、と思ってカメラをパシャリ。うん、これも秋だと思ってパシャリ。きっとこれも、とパシャリ。

そうして大量に撮った写真。ほとんどは、今見返してみるとそんなに良い写真ではないのですが、唯一「秋」らしいのはこの写真。

自転車置き場の隅っこで、小さく、だけど力強く秋を主張していました。