ブラボーな気持ちをお金にして

身体の具合が悪くて今日は1日中寝て過ごし、その結果今日もまったく眠れません。ということで、久しぶりにテレビを付けて、久しぶりに定刻通りにアニメを観ました。癒しアニメ「スケッチブック〜full color's〜」です。

アニメをよく観るようになってから気になりだしたのですが、アニメ業界ってどうやって儲けているんですかね。私もオタクなのでアニメDVDの値段とか知ってますけど、アニメ放送2話分が5000円くらいするんですよね。1クール26話分のDVDを買い集めたら、65000円です。誰が買うのだろう。私のような「そこまではお金払えないよ…」というそこそこディープな層ってけっこういると思うのだけれど。

まさかテレビでアニメを放映すればお金が入ってくるわけがないですし。DVD売り上げとレンタル料だけが収入源なのかなぁ。世界の最先端を突っ走る日本のアニメ業界にしては、えらく貧しい収入源だなぁ。



毎回アニメを視聴する度に100円徴収する仕組みがあればいいのにね。

私は声優オタなので、声優がパーソナリティやってるインターネットラジオなどもよく聞いています。以前は斎藤千和の番組が大好きだったのですが、今は小野坂昌也松来未祐がやってる「おしゃべりやってま〜す(木)」(http://www.kzstation.com/)がお気に入り。

この「おしゃ木」は、視聴するために毎回150円徴収されてます。その代わり150円払えば、1週間の間に何回聞いてもタダ。最初は「たかがラジオを聞くのにお金を払うなんてとんでもない!」と思っていたのですが、毎回毎回聞いていてあまりにも大爆笑するので、あっという間に「これで150円は安い」と考えが変わりました。いい番組だったら、数百円くらい安いんですよ。



アニメは放送時期はニコニコ動画で見て、DVDが出たらレンタルで借りることにしてます。別に既に放送時に観てるわけだから無理してDVDを借りなくてもいいんですが・・・。好きな作品に対して、そこそこのお金を払って還元してあげたいんですよね。

例えば、先週放映されたスケッチブック第4話「三人だけのスケッチ大会」は、テレビ放映を観ただけで500円玉を投げつけたくなるくらい良いお話でした。山から見る雲、雨の音、夕陽。静かな空気のなかでぼんやりする楽しさが表現されていて、実に素晴らしかったのです。

「素晴らしかった!ブラボー!」という賞賛を表現する1つの手段として「この第4話に対して500円払う!」という投げ銭のような仕組みが欲しいなぁ。DVDは別に欲しくないんです。高いし。だけど自分で決めた適切な額は払いたい。カード番号を入力するくらいの手間なら、惜しまないのですけど。

今のところ他に手段がないので、私はレンタルDVDを借りることで「ブラボー!」の気持ちを表現してます。でも出来ればカードとかで直接お金を払いたいですね。